「リトミック」とは、スイスの音楽教育家で作曲家でもあった、エミール・ジャック=ダルクローズ(Emile Jaques-Dalcroze:1865-1950)が創案した、 『リズム,ソルフェージュ,即興』 が一体となった音楽教育システムのことです。 人間のもつ素晴らしい能力を活かし,音楽によって呼び起こされる、自然な動きや感情、そこで得た感覚的な体験を積み重ねる事によって、『心と身体と音楽』の一体化を図る事を目的としています。 現在では音楽教育の他、舞踏や演劇の表現能力のトレーニングに利用されたり、人間教育として利用されるなど、リトミック教育を取り入れている分野は多岐に渡ります。 例えば幼児教育においては、人間形成(自己形成)・集団生活(社会性の発達)などを促し、また学校教育あるいは成人の研鑽(けんさん)においては、音楽だけでなく他の芸術をも自由に表現する事が促されていくとされています。 このことにより、リトミックは幼児教育・音楽教育・演奏・音楽療法・舞踏・演劇・鑑賞などの各分野に役立てられ、今や世界中に広がっているのです。
東京・飯田橋の大人のためのリトミックサークルはリトミックを初めて学ぶ方、すでに指導者として活躍されている方、ご自身の趣味、心身をリフレッシュしたい方など、異なる目的を持つ人々がともに集い、ダルクローズ国際免許ディプロマをお持ちの馬淵明彦先生の下、学んでいく会です。18歳以上の方なら、男女問わずどなたでも参加可能です。
演奏において頭でイメージした事や心に感じたことが思うように表現できない。練習しているのにも係らず、音楽に深みがない、生徒に色々なアプローチができない…etc 悩んだことはありませんか?また最近、運動不足で困っていませんか?
ダルクローズシステム(リズム、ソルフェージュ、即興が一体化した教育)で、音と身体の動きの一体化を図り、より深く自由な表現を促していきます。そして仲間と一緒に、音とコミュニケーションをとり、運動不足解消、心のリフレッシュをしましょう。
※ダルクローズ国際免許取得の為の単位の認定を致します
日 時:指定の木曜日(詳細はレッスン日程ページ参照)
午前10時30分~12時
場 所:スタジオ・ジャック
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4-16 プラレールビル2F
アクセス:『飯田橋』駅 下車8分
JR総武線(東口)
地下鉄(B1出口):大江戸線/東西線/南北線/有楽町線
受講資格:18歳以上(男女経験問わず)
料金
体 験:1,000円(会員紹介者は無料)
会員
入会金:2,000円(早期入会特典あり)
年会費:1,000円
受講料
レギュラー会員 ・・・1回 3,500円(3か月分前納)
*次年度以降 1回3,800円
単発会員・・・・・・・・ 1回 4,500円
チケット会員・・・・・・21,000円(5枚綴り)
♪ 非会員 ・・・1回 6,000円(入会金・年会費なし)
国立音楽大学教育音楽科(リトミック専攻)卒業。1978年ジュネーブInstitute Jaques-Dalcroze留学。
1980年に国際ライセンス、翌年同ディプロマを取得して卒業。同年夏のジュネーブ国際大会において作曲作品2曲に動きをつけてプラスティックアニメを発表。1992年より同国際大会講師を務める。
1999~2002年日本ジャック=ダルクローズ協会(F.I.E.R.日本支部)会長。元、国立音楽大学講師。
現在日本ジャック=ダルクローズ協会免許委員会委員。全日本リトミック音楽教育研究会本部指導講師。
リトミック指導者研究会「アトリエ・ドゥ・ジャック」主宰。Studio Jaques代表。
「ダルクローズ作品研究会」代表。NHKラジオ高校講座・音楽Ⅰ「楽しくうたおう」を担当、出演。他、日本全国および海外にてリトミック、即興演奏のレクチャーを行っている。
著書「これからはじめる即興演奏」(共著),「子供の指導のための小品集」(オブラ・パブリケーション)他。
リトミック(動き)とダルクローズの本(講義)の2本立て
音程、ビート、拍子、リズム、ダイナミクス、フレーズ など音楽の要素を個別に取り上げ、その日のテーマ として、先生の即興演奏の下、いろいろなアプロー チで進められるリトミックレッスンです。
音程、ビート、拍子、リズム、ダイナミクス、フレーズ など音楽の要素を個別に取り上げ、その日のテーマ として、先生の即興演奏の下、いろいろなアプロー チで進められるリトミックレッスンです。
*教材(左記) 全音出版社『エミール・ジャック=ダルクローズ』
●ユトニー(脱力のためのレッスン)
いろいろな方法がありますが、その頃繰り返し受けたレッスンは、仰向けに寝て、床に接しているからだの部分を一箇所ずつ意識して脱力するユトニーのレッスンは外から見れば、ただ寝ているだけでも、内的に試行錯誤を繰り返し感覚をみがいていくレッスンです。目指すは、体だけではなく心の脱力をも含むトータル的なもの。これがなかなかむずかしい。でも徐々に何かを体得することができます。そして、ほどよく脱力できてくると次の瞬間は夢の国。ただ、本当のユトニーは、寝てはいけないそうです。テレビで、曹洞宗の修行に朝から晩まで座禅を何年間も繰り返して過ごすというのをみました。繰り返し行うことで、理屈でなく体におぼえさせていく醍醐味が、ユトニーも座禅も共通な気がしました。脱力を教育の中に取り入れたリトミックの創始者ダルクローズは、ほんとうにすごい人だと思います。脱力は、音楽活動においても、社会生活においても必要なことと思います。
●カノン
私は、カノンのレッスンが大好きです。先生がいろいろなアプローチをしてくださったお蔭で、不器用な私でも少しずつカノンが出来るようになり、最近、とても楽しめるようになって来ました!!カノンは、数拍遅れで音楽を体現(手拍子やステップで)していくものです。輪唱はその1つ・・・。先生の即興演奏を数拍後に追いかけていく時、自分の体と音楽が一定の距離を保ってアンサンブルしている心地よさったらありません!言葉ではあらわせない素敵な世界。上達すると、1人の体の中でカノンをする方法もあるんだそうです。手で叩いたリズムを4拍遅れでステップしていくなど・・・。いつかそんな凄いカノンもできるようになりたいと思っています。
●「千里の道も一歩から」
先生のこの言葉にハッとさせられました。どんな人でも、なにを成すにも、まず一歩踏み出し、次の一歩、また次の一歩と着実に前進していかなければよいのだと改めて思い、希望と勇気がわいてきました。まわりの立派な人たちは、急に立派になったわけではありません。一歩一歩を大切に進んできた人たちです。自分もそうしようと思いました。とはいえ、毎日の自転車操業は続きます。いつになったら一歩を踏み出させるのやら・・・。「千里の道も一歩から」に灯台の灯を見つけた気がしました。 先生、素晴らしい言葉をありがとう!!
4月 | 5 | 12 | 19 | |
5月 | 10 | 17 | 24 | |
6月 | 7 | 14 | 28 | |
7月 | 5 | 12 | 19 | |
8月 | お休み | |||
9月 | 6 | 13 | 20 | |
10月 | 4 | 11 | 25 | |
11月 | 1 | 8 | 15 | 29 |
12月 | 6 | 13 | ||
2019年 1月 |
10 | 17 | 24 | |
2月 | 7 | 14 | 21 | |
3月 | 7 | 14 | 21 |
※全て木曜日
*赤は特別講座
行動も考え方も積極的になれたかな、と思います。(恥じらいも無くなりつつあるのが恐ろしいですが・・・)そして普段使わない頭を使うのでボケ防止にも・・・。
リトミックをやってから、体が自由になってきて、頭でイメージした音楽が指先に伝わり易くなってきたと思う。
音楽を色々な方向からとらえられるようになり、楽譜を読むのが面白くなってきました。また、『音楽を聴き、感じたことを身体で表現する』この方法が十人十色(゜o゜) 皆を見て、感じることが出来るレッスンは楽しい!!
ストレスがたまったり落ち込んだ時でも先生のピアノに合わせて体を動かしていると帰りには笑顔になっちゃうよ。自分に自信がなくなった人きっと新しい自分に出会える。音楽が体にだんだん入って来る感じ。体が自然に音楽に反応している自分にびっくり!
リトミックでの身体表現は、音の高低、強弱、リズム、フレーズ等を正確に表現することで音楽が明確になり、同時にその曲に対する理解が深まるという面白さがあり、運動不足解消に通っています。
ヨーロッパなどでは、1歳からの乳幼児、小・中・高校生、大学生、一般、高齢の方までが生涯続けて学んでいます。
初めは、リトミック経験がまったくなく入会する人が多いです。 主婦、音楽愛好家、ピアノ講師、リトミック講師、声楽家、教諭、養護教諭、保育士、バレエや音楽療法を学ぶ人達が集まり共に学んでいます。
大学生~70歳代の方まで幅広い年齢の方が集まっています。
毎回テーマに沿って、音楽やリズムに合わせ、人間のもつ能力を駆使し様々な手法で、個々の持つ感覚や感性そして表現力を養います。
具体的には 呼吸法、音楽(リズムを刻む・音の高低・フレーズやニュアンスなど)を手や足や声・楽器を使って表したり、ダンス,劇,パントマイム風に顔や身体全体を使って表現します。 また、これらを人とコミュニケーションすることに心がけ動きます。
各自自由でTシャツにスパッツなど動きやすい服装でやっています。
もちろんです!! 『生涯学習Rythmique Joie』では生涯学習を目的にしていますのでどなたでも楽しく学べます。
こどものピアノ曲をテーマにした特別講座を行います。
今年初めは6月7日(木)です。チラシをご覧下さい。 チラシ
*以降9/6、11/29、2019年3/21を予定